サルスベリ ミソハギ科

サルスベリ ミソハギ科

大通公園の4丁目や、2丁目の東側の歩道植えますで、北国の人には見慣れない花が咲いています。これはサルスベリで、その中でも小さなうちからよく花を着ける一才サルスベリが植えられているのです。

サルスベリは本来3〜4m程度になる中低木で、樹肌がツルツルになって猿でも滑りそうだということからこの名があります。学名はLagerstroemia indicaと、インド原産かと思われますが、中国南部原産のミソハギ科の落葉樹で、花期が長いことから百日紅とも呼ばれます。

普通のサルスベリは耐寒性が弱く、札幌市内ではほとんど見かけませんが、道南の松前では寺院の庭に植えられているのを見たことがあります。当年枝に花芽ができて次々と咲いてくる性質があり、前年の秋に枝を強く切り詰めておくと強い枝が伸びて花着きがよくなりますが、夏が暑ければ暑いほど花芽が次々とできて花期も長くなるので、近年は特に見事な花を着けるようです。

公園内に植えられているものは、少しずつ幹が太くなって1.5mくらいの高さにまで育ってきています。このような樹木が簡単に冬を越せるようになったのは、温暖化のせいなのかもしれませんが、北国らしくない雰囲気と言えなくもありません。

しかし、見どころが多くなったことだけは確かなので、このような植物がこれからもますます増えていくことでしょう。

目次一覧

  1. 大通公園の歴史と植物トップ
  2. ライラック モクセイ科
  3. ケヤキ ニレ科
  4. ノウゼンカズラ類 ノウゼンカズラ科
  5. サルスベリ ミソハギ科
  6. ムクゲ アオイ科
  7. 玖瑰(まいかい) バラ科
  8. バラ園 バラ科
  9. ユリノキ モクレン科
  10. サラサウツギ ユキノシタ科