ガイドボランティアさんの現地研修

9月9日水曜日、今年度加入したガイドボランティアさんの現地研修を

(有)緑化計画代表取締役、笠康三郎氏を講師に迎え行いました。

笠氏はガイドボランティア研修の資料の監修や、西12丁目バラ園の植栽設計など

公園・緑地の計画、設計、維持管理など多くのことに携わっている第一人者です。

そして、巷では雨男との事でしたが。。。

今日は9月とは思えない30度超えの暑い晴天となりました。

今年のガイドボランティア加入者は8名でこれまで2つのグループに分け研修を行ってきました。

全員が顔を会わすのは今回が初めてです。

例年だと現地研修も5月に行っていましたが今年は新型コロナウイルスの影響で

9月とさせていただきました。

いつもならオータムフェストで賑わっている公園内ですが、今年はそれも無く

ゆったりとした景色を味わいながら研修がスタートしました。

まずは西1丁目から西12丁目へ約2時間かけて歩きました。

西2丁目

西3丁目

強い日差しを避け南側を進みます。

とちのみ

園内ではこの時期になる栃の実(とちのみ)がたくさん落ちていました。

西10丁目

研修で学んだ彫刻や歴史に関することも現地で実際に目にすると

より理解が増してきますね。

西11丁目

西12丁目

西12丁目のバラ園に到着。

お昼をはさみ午後からは北側を西1丁目まで戻ります。

西3丁目

西2丁目壁泉上のアメリカノウゼンカズラには

珍しく豆のような実がなっていました。

西2丁目

アメリカノウゼンカズラの実

ナナカマドは紅葉が始まり実がなっていました。

ナナカマド

西1丁目まで無事に戻ってきました。

札幌市民ホール前のハルニレの前で集合写真。

なんとこのハルニレは樹齢約300歳で札幌の街の移り変わりを

見守ってきた木なのです。

集合写真

現地研修も終わり実践と行きたいところですが

今年度のお客様へのガイド活動は中止となりました。

その分学ぶ時間はたっぷりあるので新人ガイドの皆さん

焦る事無くじっくりと自分の勉強、楽しみも含めて大通公園の魅力を

伝える準備期間にしていきましょうね。

残暑の中、お疲れさまでした。

笠さんありがとうございました。