昨晩からの雪が見事に積もった大通公園です。
園内には所々でかわいい雪だるまが作られていました。
さて、西6丁目を通りかかるとドバト、スズメ、カラスが園路をつついて何かを食べています。
「どれどれ」と覗いてみると、ケヤキの葉についたものを一生懸命に食べていました。
昨日の雪で、ケヤキの葉が落葉し、鳥たちにとっては格好の餌となったようですね。
ところで、最近は大通公園も落葉が進み鳥類の姿をよく見かけるようになりました。
特に、6丁目、9丁目では生い茂った樹木の幹に鳥たちが止まり、場合によっては、
目の前でも平気で採餌していることがあります。
こちらの写真は「ヤマガラ」です。
9丁目で撮影しました。
シジュウカラ、ハシブトガラなど、いわゆるガラ類の鳥であり、褐色のお腹が特徴的です。
木の幹や樹皮の割れ目に貯食をするので、冬に向けた準備で忙しいのでしょうか。
そのほか、いつも見られるスズメ、ドバト、カラスを改めて撮影してみました。
スズメは、絶滅危惧種の基準値を超えるペースで減っているという報道がありますが
大通公園ではよく見られる鳥類です。
ドバトです。たまに、白い色のドバトも見かけます。
白いハトは「平和の象徴」ともいわれますので、見つけたら縁起が良いですね。
こちらは、「ハシボソガラス」か「ハシブトガラス」かの見分けがつきませんでした。
しかし、公園内でよく見かけるのは「ハシブトガラス」です。
くちばしが太く額がでっぱり、高い声で鳴くのが特徴です。
都会では好まれませんが、自然の中では動物の死体などを食べてくれる掃除屋さんでもあります。
これからの季節、落葉が進み、もっと鳥たちの姿が見えてくると思います。
冬場は「地鳴き」が多くなり、鳴き声だけで鳥を判断するのが難しくはなりますが、
木をつつく音での「ドラミング」で、どこに鳥がいるかを探す楽しみも増えてきます。
皆様もぜひ、園内に来られた際は、樹上を見て鳥たちを探してみてくださいね。